南阿蘇村農業みらい公社とは
一般社団法人 南阿蘇村農業みらい公社は令和3年10月1日に南阿蘇村の100%出資で設立されました。
南阿蘇村は年間500万人(平成27年)の観光客が訪れる農業と観光の村です。
南阿蘇村の魅力は雄大な阿蘇の草原や田園風景と綺麗な水ですが、景観も水も稲作や畜産といった昔から続く農業を営む結果として守られてきました。
しかし、安い輸入農産物の増加などによって稲作や小規模の畜産で経営を維持することが難しくなったため、若い農業後継者は少なく、農業者の高齢化が進み今地域の農業を担っているのは70歳前後の団塊の世代です。団塊の世代の方々が体力的に限界を迎えたら荒れた農地があちこちに広がっていくことが容易に想像できます。
そこで、南阿蘇村農業みらい公社を設立して、村内の農地の維持と新規就農者の育成、土地利用型作物の振興による農地の活用を進めていきます。